「春が待ち遠しい」春を迎えに行く本

「春が待ち遠しい」春を迎えに行く本 児童書

はじめに

もうすぐ春ですね〜♪
ちょっとうさぎを見ませんかー♪

どうも、うさうさです。
3月になり、やや暖かくなったのも束の間、また気温が下がりましたね。
もしかすると雪が降るかもしれないそうです。

うさうさはもうすっかり春の気分だったので、しょんぼりです。

でも、春が来ないならば迎えに行けば良いじゃない!
今回はそんな絵本をご紹介します。 

うさうさ
うさうさ

暖かい日が恋しいのよー。

こんなひとにおすすめ
  • 小学生〜大人
  • 春が待ち遠しい人
  • ちょっと気取ってみたい人

『はるがきた』

概要

『はるがきた』ジーン・ジオン/文   マーガレット・ブロイ・グレアム/絵   こみや ゆう/訳
主婦の友社 2022年 ISBN978-4-07-451079-5

あらすじ

もうじき春がやってくる――はずなのに、なかなかやってこない。それなら自分たちで街を春にしよう、と男の子がひらめいて……。

待ち遠しい

もうすぐ春がやってきます。カレンダーをみても春はもうすぐそこまできています。でも街は灰色で、草木も枯れています。街のみんなは春がなかなか来ないので、暗く沈んだ気持ちになっていました。

うさうさ
うさうさ

どんよりしてるのよー。

男の子のひらめき

そんなとき、通りを歩いていた男の子が「まってなんかいないでさ、ぼくたちでまちをはるにしようよ!」と思い付きます。そばにいたみんなも、男の子の説明を聞いて笑顔になります。そして早速、市長に相談しに行きました。

街を春色に

次の日、市長の演説が終わると、みんなペンキを持って街中に絵を描き始めました。そして街はすっかり塗り替えられ、明るく輝き出しました。ところがその夜、激しい雨が降り、みんなで描いた花や緑は全て流されてしまい――。街はまた灰色に戻ってしまったのでしょうか……?

終わりに

春はピンク色のイメージがありますが、この本でピンクは使われていませんでした。よく考えてみると、春のピンク色は桜の色なんですよね。この絵本は外国のおはなしなので、春=桜ではないんですね。言われてみれば当たり前なのですが、読後にハッとしました。

うさうさ
うさうさ

春がくるのよー。
ブェックショーン!!(花粉症)

ちなみに、ジーン・ジオンさんとマーガレット・ブロイ・グレアムさんといえば『どろんこハリー』が有名です。「ハリー」という可愛いわんちゃんの冒険物語で、こちらもおすすめですので、ぜひ読んでみてくださいね。

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