はじめに
想像してごらん。(想像してごらん。)
人間ではなく、図書館で働きながらブログを書いている、野うさぎを……。
どうも、うさうさです。
いよいよ年度末ですね。年度末は何かとやることが多いですよね。うさうさの職場では人の異動があったり、年度の締め作業があったり、来年度の準備があったり……。他にも、進学・就職・引っ越しなどなど、環境が変わる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お仕事もプライベートもやることが盛り沢山で「目が回っちゃうよぉ〜」って人いませんか?もしくは、新生活への不安で押しつぶされそうになって「もうダメだよぉ〜」ってなっている人はいませんか?
季節の変わり目は、心も体もお疲れ気味ですよね。現実の世界に疲れたら、空想・想像の世界へ行ってみませんか。
今回は想像の世界を楽しむ女の子の本をご紹介します。

「想像してごらん。」は
ピースさんのネタなのよー。
- 幼児〜大人
- 現実に疲れた人
- 空想・想像の世界へ行ってみたい人
『サディがいるよ』
概要
『サディがいるよ』サラ・オレアリー/文 ジュリー・モースタッド/絵 横山 和江/訳 福音館書店 2020年 978-4-8340-8507-5
サディは想像力豊かな女の子。段ボール箱は大きな船になったり、かたつむりの殻になったり。サディがいるよ。これは想像の世界を楽しむ、女の子のお話。
あらすじ
段ボールの旅
サディは段ボール箱の中に隠れています。けれど、サディは言います。これは段ボール箱ではなくて、大きな船なんだと。そして、その船で広い海を旅しているのだと。すると、大きな船に乗ったサディが現れます。陸地を探しているようです。

身近なものを別のものに見立てて遊ぶ……。
うさうさも子うさぎの頃にしたのよー。
見えない翼
サディは友達と遊ぶことが好きです。それは近所の友達だったり、本の中の友達だったりします。不思議の国を冒険したり、おとぎ話で勇者になったりもします。目には見えないけれど、背中には翼が生えています。そしてその翼で、どこへでも飛んで行けるのです。
現実から離れて
想像の世界を楽しむサディ。きっと誰しも経験があるのではないでしょうか。現実から一旦離れて、想像やお話の世界に没頭したくなる、そんな一冊です。
終わりに
うさうさも、子うさぎの頃から想像することが大好きでした。夜眠れずにいる時は、部屋を公園に見立てて、こっそり遊んでいました。うさ母がくの字に立てた膝を滑り台にしたりして……。そんなことも思い出しました。
辛い時、苦しい時は一度現実から離れて、想像の世界に浸ってみましょう。そこで力をとりもどしたら、きっとまた現実に向き合えるはずです。これからも、そんな素敵なお話をたくさん紹介できたら、と思ったうさうさでした。

説明が難しい本なのよー。
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